ビルドアップ走~2017年の東京マラソンでサブ4完走を目指す!~
photo credit: 2013-12-07 Gunner Shaw Memorial Cross Country Race 053.jpg via photopin (license)
本日は3連休の最終日。春分の日である昨日は東京では19度と気温も上昇し、かなり暖かい日となりました。
僕は昨日は「ビルドアップ走」のトレーニングを行いました。
今回の記事では「ビルドアップ走」について書きたいと思います。
ビルドアップ走とは?
「ビルドアップ走」とはマラソンなどの長距離走でよく行われる練習方法であり、初めはゆっくりと走り、走るにつれて徐々にスピードをアップし、最後は目標とするレースペースより速いペースまで上げて走り切る練習方法です。
初めはゆっくりと走り、徐々にスピードを上げていくため、長い距離を走り切るための身体を鍛え上げる練習と言えます。
ビルドアップ走で期待できる効果
一般的に「ビルドアップ走」では以下の効果が期待できると言われております。
スピードの強化
ビルドアップ走は最初はゆっくりのペースで走り、そして段々とペースを上げていきます。
後半は目標よりも速いペースで走るようにすると、スピードを出すために必要な筋力の強化につながります。
また脚への負担も軽減され、心肺機能の強化にも自然とつながっていきます。
スタミナの強化
ビルドアップ走は比較的長い距離を走ることに適したであるため、スタミナ強化を目的とした練習にもなります。
また後半にかけて徐々にペースを上げていくため、長い距離を走り切るための脚を鍛え上げていく練習でもあります。
ペース感覚の向上
ビルドアップ走では比較的ゆっくりとしたペースで走りはじめ徐々にペースを上げていく練習のため、自分に適したペースを把握することができます。
また徐々にペースを上げ、時計を意識して走ることになるため、自然と自分でペースをコントロールするようになります。
最後に
以上のような効果が見込めるビルドアップ走ですが、気をつけないといけないポイントもあります。それは「一気にペースを上げすぎず、最後まで失速せず走り切って終わること」です。
これを意識してトレーニングを行うことで、スピード、スタミナが鍛えられ、そしてペースコントロールも覚えられます。
これを先日紹介した「LSD」と組み合わせながらトレーニングを続けたいと思います。
※LSDのトレーニングについては、こちらをどうぞ!
『LSDトレーニング~2017年の東京マラソンでサブ4完走を目指す!(その2)~』
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