【気になる本】2016年10月に発売される新刊のうち、「注目の本」をピックアップしました!(その2)

ビジネス書, 気になる本

今回は、Amazonの新刊コーナーを見て、2016年10月に発売される新刊のうち、僕が「おもしろそうだなあ!」と注目した本を紹介いたします。

 

よろしかったら、是非、予約を、もしくは発売日に手に取ってみてください!

Book

 

アイデアは敵の中にある(根津 孝太著)

 

個々の能力を最大化し、人をやる気にさせる「クリエイティヴ・コミュニケーション」とは?

おたがいのコミュニケーションを阻害する「デフォルトの壁」
相手の「当たり前」=「デフォルト」を想像し、「デフォルトの壁」を超えていく技術!

新しいアイデアは、往々にして敵対する人のなかにあるものです。敵対するということは、自分だけでは気づけない〈何か〉が、相手のなかにあるからです。
それを探らないで最初から突っぱねてしまうのは、非常にもったいない。
「会話のなかに反対意見が差し込まれたら、ラッキーと思え」。
相手の異論を宝物として、「戦略的な思考」をもって向き合うことの意味です。
それは「自分を成長させてくれるまたとないチャンス」なんです。

*****
「あの人は話が通じない」「何度言ってもわかってもらえない」、そんなすれ違いはいくらでもあると思います。
それらはデフォルトの壁が、そもそもの原因になっていることが多いんです。
では、あきらめるしかないのか? ぼくはそうは思いません。
むしろデフォルトの壁があるところに、クリエイティヴなコミュニケーションを展開させるチャンスがあるんです。

気になるポイント

「話が通じない!」というときってありますよね?

そんなとき、あなたはどのように感じますか?通常であれば、ついついイライラしてしまい、中には「この人は敵だ!」と思うことがあるのではないでしょうか?

しかし、「この人は敵だ!」と思う人の話をよくよく聞いてみると、自分にはない視点があることに気づくことがあります。そんな視点を触れることにより、自分を成長させてくれる機会を生み出すことにつながります。

そんな視点をもたらす「クリエイティヴ・コミュニケーション」に興味を持ち、ピックアップをいたしました。

 

人事評価はもういらない 成果主義人事の限界(松丘 啓司著)

 

アメリカで年次の人事評価を廃止するトレンドが止まらない。

GE、マイクロソフト、アクセンチュア、ギャップ、アドビシステム、メドトロニックなど、名だたる企業が年次評価の廃止に踏み切っている。
その理由は、年次評価が個人と組織のパフォーマンス(業績)向上に役立っていないと判断されたからだ。

年次評価を廃止した企業では、新たなパフォーマンスマネジメントの導入のために多大な投資が行われている。
年次で社員にA・B・Cとレーティングするのに時間をかけるのではなく、リアルタイム、未来指向、個人起点、強み重視、コラボレーション促進といった原則に基づくパフォーマンスマネジメントを実現することで、より多様な人材を活かし、より変化に機敏な組織の構築を目指しているのだ。
それは、さらなる成長に照準を合わせた人材・組織戦略なのである。

翻って日本企業の現状を見ると、20年前に導入された成果主義人事の仕組みが制度疲労を起こしている。

・年次評価が社員の動機付けや成長につながっていない。
・目標設定や評価の面談が形骸化し、年中行事のような儀式になっている。
・上司が率直にフィードバックできず、評価結果が上振れする傾向にある。
・面談では評価の理由説明に終始し、前向きな話題がほとんどない。
・評価の内容が業績中心で、人材開発の要素が乏しい。
・会社の目標を個人にまで割り振ると全体の目標が達成できると信じられている(もはや幻想であるにもかかわらず)。
・評価制度を精緻化しようと工夫し続けた結果、複雑になりすぎて現場で運用できない。
・多様な専門性や価値観をもった人材を、画一的な尺度で評価すること自体が難しくなってきている。
・社員が個人主義的になり、コラボレーション力が低下している。
・成果主義人事がマネジャーの裁量の幅を狭め、ミドルアップダウンと言われたかつての日本企業の強みが失われている。

人事評価はあって当たり前という固定観念を、そろそろ払しょくすべき時期である。

気になるポイント

成果主義の限界は長年言われておりました。

各社がこぞって導入した当初は「仕事の成果で評価する」ということで”公平に評価される”と期待感を持っていた人が多かったと思います。

しかし、いざ成果主義が導入されると、「成果の評価基準が不明瞭」、「会社業績が上がったとしても、給料に反映されない」といった不満が噴出するようになりました。

また、会社側は「個人や組織のパフォーマンス向上につながらない」といった”制度疲労”の評価を下すようになりました。そのため、成果主義に代わる制度の検討が多くの会社で行われるようになっています。

成果主義の廃止がトレンドとなっているアメリカの事例を見ながら「人事評価はあって当たり前という固定観念を、そろそろ払しょくすべき」という著者の主張に興味を持ち、気になる本としてピックアップをいたしました。

 

超ノート術 成果を10倍にするメモの書き方(佐藤ねじ著)

 

あらゆるノート術を試し、極めた人気クリエイターが実践する広く、深く、速く考える技術とは?

文化庁メディア芸術祭、Yahoo!クリエイティブアワードほか各賞に輝き、面白法人カヤックでアート・ディレクターとして活躍した著者が、アウトプットを劇的に変え、アナログ・メモから「自分の強み」をつくる方法を伝授する!

気になるポイント

著者は話題の会社”面白法人カヤック”でアート・ディレクターとして活躍をされた方!そんな方のノート術ってどんなものだろうと興味を持ちました。
もともt、ノート術やメモ術に興味を持っているため、タイトルをみて、「これ、面白そう!」と思いピックアップをいたしました。

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング(永井 孝尚著)

 

Amazon内容紹介より

モノは売り方が9割

身近な8つの疑問からマーケティングの基礎を学ぼう!
会議でよく聞くあんな言葉、こんな言葉、すべてこの1冊でわかります!

気になるポイント

好きな著者の一人である永井孝尚さんの最新刊ということでピックアップいたしました。

永井さんのマーケティングの本は非常にわかりやすいし面白い!今回の新刊も期待感いっぱいです!

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まなたけ
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「ビジネス書のエッセンス」管理人。 1966年生まれ・秋田県出身。 システムコンサルティング会社では、顧客管理及び営業支援システムの企業への導入・運用サポートを担当。 趣味は読書とランニング。仕事の傍ら、読んだビジネス書の感想やおすすめポイントを紹介するビジネス書書評ブログを執筆。 また、Webライターとしても活動中!

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