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【着眼点】”独自の価値”を生み出す視点を「小布施見にマラソン」に学ぶ!

着眼点

 

お布施見にマラソン

(画像:『お布施見にマラソン』公式サイトより引用)

 

東京マラソン以降、全国各地で大小多くのマラソン大会が開催されております。特に、近年は地域活性化を狙って地方都市でもマラソン大会が開催されております。

 

しかし、マラソン大会が全国各地に乱立すると出走するランナーの奪い合いになり、特色のない大会はどうしても埋没してしまいます。

 
いかに”特色のある”大会にし、ランナーにその特徴をアピールするか?
マラソンの大会でもそんな視点が重要となってまいります。

 

そんな中、2016年7月17日(日)、長野県の北部にある人口約12,000人の小さな町・小布施町で名物マラソン大会が開催されました。『第14回 小布施見にマラソン』です。今年も8,000人のランナーが大会を楽しみながら走りました。

 

このマラソン大会、知る人ぞ知る、非常に特徴のある大会なのです。そして、この大会の視点は、私たちがビジネスにおける”価値創出”を考えるにあたっても大いに役立つものと思います。

 

では、この大会の特徴とは何か?それがどのように”価値創出”の発想に役立つのか?を自分なりにまとめてみました。

 

「小布施見にマラソン」ってどんな大会?

「小布施を見て、楽しみながら走るマラソン」がコンセプト

小布施見にマラソンはその名の通り、「小布施を見て、楽しみながら走る見に(ミニ)マラソン」がコンセプトとなっております。

 

そして、そのコンセプトは、コース、時間制限、表彰などにも現れております。
コースは舗装された道路ではなく、「土手、野道、路地」といったところがコースに組み入れられております。そして、それは、「普段の小布施町を見てもらいたい」という思いからです。そして、小布施の町民、ボランティア、ランナーがつながり、大会を楽しむことを「縁走=えんそう」といっております。

 

また、この大会はハーフマラソンの大会なのですが、制限時間は5時間と長いのです。マラソンを走らない方にとって、制限時間が5時間といってもピンとこないかもしれませんが、「1㎞を14分で歩いても制限時間内にゴールできる」といったらどれだけ長い時間かが分かるでしょう。「小布施を見て走る」のがコンセプトにあるので、「ゆっくりと歩いてもOKですよ。小布施町を見て楽しんでくださいね」というメッセージをランナーに発しているように思えます。

 
そして、なんといってもこの大会の最大の特徴は、「参加者みんなが仮装で楽しみながら走っている」という点です。

 
それは、表彰にも現れております。

1.総合トップ賞
男女各1~8位を入賞とする。
2.部門別トップ賞
各部門1~8位を入賞とする。
3.ベスト・コスチューム賞
1~12位を入賞とする。
4.団体賞
10名以上で参加チームを入賞とする。
5.大波賞
最多参加人数のチームを入賞とする。
6.十回・五回目賞
10、5回目の参加者を入賞とする。

 

多くのマラソン大会が「過度な仮装は他のランナーの妨げになるので禁止している」のですが、この大会では賞として設けているのです。そのため、毎年多くの仮装ランナーが登場します。

 

また、参加者も他の参加者の仮装を楽しみながら走るので、「楽しさが満喫できる大会」となり、多くのリピーターが参加しております。そんな大会だからこそ、ランナーの評価も高く、毎年「マラソン100選」にも選ばれているのでしょう。

 

「小布施見にマラソン」の大会コンセプトから”価値創造”のヒントを学ぶ

通常、マラソン大会は競技ゆえに「速さを競う」ものです。そのため、コース設計も多少難度を設けながらも「スピードを競う」ための設計となっています。

 
しかし、小布施見にマラソンの場合、大会公式ページにも書いている通り、「速さを競うのではなく、見て楽しむ」ことが主眼となっております。つまり、通常の大会とはちょっと視点をずらしただけで、見事な魅力的なコンセプトとなっております。

 

でも、「ちょっと視点をずらす」ということが、意外と難しいかもしれません。

 

私たちは常識にとらわれながら物事を考えてしまいます。例えば、「マラソン大会は速さを競うもの」というように……

 

「マラソンは速さを競うもの」という常識を一度外し、「マラソンは町の風景や人との関わりを楽みながら走るもの」という視点でみたらどうでしょう?出てくる発想も大きく変わります。「ゼロベースで考えることが必要」とよく言われますが、まさにこの大会もスタートは「町を見てもらい、町を楽しんでもらう」という点から大会を「ゼロベースで考えた」のではないかと思います。

 
そんな常識を一度外して考えることで、魅力的なコンセプトが生まれ、それが他の大会との差別化につながるということを、この大会に関する記事やSNSでの投稿を見たときに、「新たな価値の創造につながる学びになる」と思うのです。

 

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「ビジネス書のエッセンス」管理人。 本業はITエンジニア。 仕事の傍ら、マインドマップ付きのビジネス書書評をブログで執筆。 ビジネス書の書評の記事は「本で伝えたいことを洞察鋭く的確に捉えている」と、著者や編集者などから好評をいただいている。7年連続で日本初のビジネス書アワード『ビジネス書大賞』に投票。 その一方で、「書くのが苦手」という人に向けて、『「書く」が最強の武器となる』というブログも執筆中! 趣味はランニング。マラソン大会でサブ4(4時間以内)での完走を目指してトレーニング中!

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Posted by まなたけ


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