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【MM書評】「売れる商品を作るには何が必要か?」が分かるコンテンツ作りの教科書!『どうすれば、売れるのか?』(木暮太一著)

ビジネス書, マーケティング

 

今回紹介の本は『どうすれば、売れるのか?』(木暮太一著)です!

 

「自分の商品やサービスがなぜ売れないのか?」と悩む起業家やビジネスパーソンは多いと思います。

 

だが、その一方で、売れるコンテンツを作るためにはどうすればいいのか?その設計のノウハウをまとめた本が今回紹介する『どうすれば、売れるのか?』です。

 

著者の木暮太一さんは『カイジ「命より重い! 」お金の話』などのベストセラーを持つビジネス書の作家です。木暮さんは本書の冒頭で「ベストセラーと言われる本を出すことができるのも、この売れる法則に愚直に従っているから」と述べておりますが、”売れる法則”の元となる考え方を身に着けたのは、リクルート社で働いていたときでした。

ぼくが勤めていたリクルート社もその一つです。リクルート社が手掛けるビジネスはかなりの確率でヒットしています。多くの方は「リクルート社は営業力があるから売れている」と感じるかもしれませんが、そうではありません。

リクルート社の営業マンには、「キャリアビュー制度」といって、3年限定の契約社員が多くいます。経験豊富な営業マンではありませんが、それでも立派な営業成績を残せます。リクルート社の本当の力は、経験が浅い営業マンでも売れるように「売り物」を設計している、その設計力にあります

ひと言で言えば、リクルート社が提供しているのは、相手がほしい体験、望んでいる”結果”です。そして、常に視点がそこからブレず、しかも新しい事業を立ち上げる時も、まったく同じ結果を生むことができます。

(木暮太一著『どうすれば、売れるのか?』より P8~P9)

 

本書の紹介にあたって、下記にFreemindというソフトでつくったマインドマップを用いて掲載しております。以下に、本書のおすすめポイント、マインドマップ、そして、本書を読んだ感想を以下に掲載いたします。

 

本書のおすすめポイント

本書をおススメしたい人

  • 「商品・サービスが売れない」とビジネスパーソン!
  • 「売れる商品・サービスをつくりたいけど、どうやってつくったらいいか分からない」と悩む起業家!

 

本書を読んで分かること!

  • 「売れる」理由と「売れない」理由の違いが分かる!
  • 「売れるコンテンツ」の4つの特徴が分かる!
  • 「売れるコンテンツ」のつくり方が分かる!

 

マインドマップ

 

 

最後に

リクルート社というと、「Hot Pepper Beauty」、「ゼクシィ」、「SUUMO」など、生活に密着した情報誌がヒットしております。また、CMで流れている学生向けの受験コンテンツである「スタディサプリ」、また「Airレジ」といった、今までのリクルート社のイメージからかなりかけ離れたサービスを展開したりなど、そのコンテンツ力や発信力に驚かされます。

 

また、今回紹介した『どうすれば、売れるのか?』の著者である木暮太一さんの他にも、「日本にベビーシッター文化をつくる」をコンセプトにキッズラインを展開している経沢香保子さん、「営業部女子課」を主宰しながら女性のキャリア開発を手掛ける太田彩子さん、夜スぺなどを手掛けた元公立中学校校長の藤原和博さんなど、注目を集めている方にはリクルート出身者の方が多いことに気づかされます。

 

そんなリクルートが展開する事業コンセプトのつくり方はどのように行っているのか?と興味がありました。本書はそんなリクルート社流のビジネスコンテンツの設計力を垣間見ることができます。

 

本書のポイントをひと言でいうと、「”誰かの不を解決しているのか?”ということを、相手視点で考える」ということになります。

リクルート社は「世の中の”不”を解消する会社」なのです。

(中略)

そして、その”不”を解決することで、ベネフィットが生まれます。世の中の不満や不安、不便を解決するということは、「不満だった人が、満足する」「不安を感じていた人が、感じなくなる」「不便だったものを、便利にする」という変化を生んでいるということです。これがベネフィットですね。

そして、不満・不安・不便は、誰もが解消してもらいたいと思っているものですから、”不”を解消することは、確実に相手から求められることです。”不”を解決することこそ、強いベネフィットを生み、強いコンテンツ、さらには強いビジネスをつくるのです。

(木暮太一著『どうすれば、売れるのか?』より P92~P95)

 

ところで、このリクルート流の発想を考えたとき、やはり原点となっているのはくらたまなぶさんの発想ではないでしょうか?

くらたまなぶさんと言えば、1980年に転職情報誌「とらばーゆ」を立ち上げたのを皮切りに、「フロム・エー」の副編集長、「エイビーロード」「じゃらん」を創刊して編集長を務めるなど、リクルート社の代名詞ともいえる情報誌のキーマンとして活躍をされた方です。

くらたさんがインタビュー記事でヒットをつかむコツとして答えていたのが「”ユーザー感覚”をつかむ」ことです。そして、徹底的に不満を聞きまくったそうです。

◇革新的な情報誌を次々に世に出しました。ヒットさせるコツをお伺いしようと思います。

ストレートにいうと、「ユーザー感覚」をつかむことです。そのためには誰にでもいいんです、とにかく聞いて聞いて聞きまくること。奥さんでも両親でも身近な人でも、まったく知らない人でも。僕は創刊前には100人回は聞きまくりましたね。女性の情報誌の創刊前には仕事で何が不満とか、上司の悪口とか含めて。日常茶飯事の本音を聞きだす。そこにエネルギーを集中しました。

(『創刊男 産みの楽しみ(1)――「ユーザー感覚」つかみヒット連発』より)

 

「”不”の解決を徹底的に考える」など、本書を読むと、そんなリクルート流の考え方が息づいていることを伺わせます。

 

そして、マーケティングを行う一歩前の段階である「商品・サービスをつくる」ために必要な考え方を丁寧に説明しております。

 

僕自身もいつか自分のサービスを展開したいと考えております。しかし、「ではどのようなサービスを提供すればいいのか?」というコンテンツの企画の段階で、なかなかうまく切り口を考えることができないと悩んでおりました。

しかし、本書に書かれている

  • (ベネフィット)世の中の”不”を探す「類題マトリックス」
  • (資格)「あなただったら任せられるね」をどう感じてもらえるか?
  • (目新しさ)「これまでとは違うね!」を感じてもらう
  • (納得感)なぜそれを知る必要があるのか?

は、コンテンツを考えるための切り口となります。

 

僕も本書に書かれている文字を読み取るのではなく、しっかりと読み込みながらコンテンツを考えることで、いずれは有力なコンテンツを生み出すことができればと思っております。

 

 

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まなたけ
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「ビジネス書のエッセンス」管理人。 本業はITエンジニア。 仕事の傍ら、マインドマップ付きのビジネス書書評をブログで執筆。 ビジネス書の書評の記事は「本で伝えたいことを洞察鋭く的確に捉えている」と、著者や編集者などから好評をいただいている。7年連続で日本初のビジネス書アワード『ビジネス書大賞』に投票。 その一方で、「書くのが苦手」という人に向けて、『「書く」が最強の武器となる』というブログも執筆中! 趣味はランニング。マラソン大会でサブ4(4時間以内)での完走を目指してトレーニング中!

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